開発状況

C42の開発を、
公開しています。

C42は現在開発中です。これまでの歩み、ベータ版で動いている機能、これから取り組む内容を公開します。

最終更新

  1. 第01章 · 2012〜2025年

    開発の始まりから。

    C42という名前が生まれる前から、二人のアマチュア天文家が、市販品では得られないカメラをつくり始めていました。

  2. 2012

    最初の挑戦

    Shen Feichen博士とChen Songが天体用カメラの自作に挑みました。この試みは完成に至りませんでしたが、開発の考えは残りました。

  3. 2014

    Nikon一眼レフからセンサーの生データを取得

    Shen博士がNikonカメラのセンサー読み出しを解析し、ファームウェアパッチが天体撮影のコミュニティに広がりました。

  4. 2017

    手づくりのカメラ

    基板から設計したFPGAカメラがHackadayで紹介され、その年の夏に初めて撮影を行いました。

    Hackadayの記事を読む ↗
    FPGA基板とリボンケーブルを備えた初期の自作天体カメラ
    2017年の自作FPGAカメラ。
  5. 2018

    撮像センサーでガイド

    GWIの読み出しが初めて動作しました。その後のC42のセンサー面ガイドにつながる技術です。

  6. 2020

    C42につながる開発

    データシートのないフルサイズセンサーを解析。二人の共同創業者が事業化について話し始めました。

  7. 2023

    最初のエンジニアリング試作機

    11月に試作機を組み上げ、12月には冷却が動作しました。

    作業台に置かれた大きなセンサー窓のある黒い試作カメラ
    2023年11月のエンジニアリング試作機。
  8. 2024

    皆既日食での撮影

    4月8日の日食に向け、試作機を望遠鏡に取り付けました。

    屋外の望遠鏡に取り付けた2基のファンを備える試作冷却カメラ
    2024年4月の日食撮影に使用した試作機。
  9. 2025

    C42の形へ

    6月に最初のC42試作機を組み立てました。カメラ、赤道儀、画面、アプリをひとつのシステムとして開発しました。

    フルサイズセンサーを露出した初期C42試作機
    2025年6月の最初のC42試作機。
  10. 第02章 · 2026年

    撮影現場へ。

    試作機を少人数のベータテスターへ提供し、毎月新しいビルドを渡して検証しています。一般公開版ではありませんが、完成した機能の進捗を伝える記録です。

  11. 2026年3〜4月

    フィールドテスト

    雲南とデスバレーでの撮影テスト、NAB Showでの展示を行いました。

  12. 2026年5〜6月

    撮影者による検証

    撮影者やクリエイターへ機材を提供し、撮影と改善点のフィードバックが始まりました。

  13. V0.1

    2026年7月

    接続から保存まで、一晩の撮影を。

    接続、対象選択、極軸合わせ、ピント合わせ、撮影、データ転送まで、一連の手順が動作しました。

    接続と同期
    Bluetoothでの検出、Wi-Fi設定、位置と時刻の同期。
    対象選択と追尾
    星図による対象選択、プレートソルビング、極軸合わせ、Pulsarの自動導入と追尾。
    撮影とピント合わせ
    露出、ゲイン、冷却の制御。FITS・DNG保存。拡大確認とオートフォーカス。
    転送と更新
    Wi-Fi・Ethernetでの転送、カメラ・赤道儀・CAA・状態表示器のOTA更新。
  14. V0.2

    2026年8月

    見る、合わせる、フレームを決める。

    ライブビュー、カメラの回転制御、画面からのピント操作が加わりました。

    ライブビュー
    前景を含む構図確認やピント合わせに使える、拡大可能なリアルタイム表示。
    閉ループのカメラ回転
    CAAがエンコーダーから絶対角を読み取り、原点復帰なしで構図を自動調整。
    画面からのピント操作
    星像の幅の測定と、全範囲のオートフォーカス。
    位置合わせと保存
    短い焦点距離での極軸合わせを改善。SSD初期化とUSB転送。
  15. V0.3

    2026年9月

    撮影画像をひとつのアルバムへ。

    画像アルバム、ダーク補正、赤道儀の制御改善を追加しました。

    アルバム
    元画像と処理済み画像を並べ、タグ、お気に入り、編集、撮影情報を表示。
    ダーク補正
    工場取得または自作のダーク画像を使用。光漏れを確認。
    赤道儀の制御
    天頂制限を修正。赤道儀側の子午線反転と、赤道儀を通したUSB-C給電。
    日常の撮影手順
    撮影後のヒストグラム、Wi-Fiモード、ファイル名、更新処理を改善。
  16. V0.4

    2026年9月下旬

    ベータテスト中

    一晩の撮影を計画し、結果を処理する。

    ガイド、シーケンス、スタックを追加。これまでで最も大きな更新をベータテスターが検証しています。

    撮影と統合したガイド
    撮影手順にガイドを統合。ガイド星を失った場合の通知と自動再試行。
    シーケンス撮影
    撮影グループを設定し、一晩の撮影を順に実行。
    撮影後のスタック
    アルバムで画像を選び、カメラ内でスタック。プレビューとヒストグラムを表示。
    キャリブレーション画像
    ダークに加え、フラットとバイアスにも対応。
    極軸合わせをすばやく
    画面のセンサーによる案内、または明るい星1個を使う、2種類の粗調整。
    画像の共有
    QRコードやNFCで、専用画面からスマートフォンへ画像を転送。
  17. 現在地:

    毎日、開発を進めています。

    C42は開発中です。V0.4での撮影テストを続け、ガイド、シーケンス、スタックを改善するとともに、以下の機能を開発しています。

  1. 第03章 · 公開

    公開先:

    Kickstarter

    公開前に予約して 3,499米ドル のVIP価格を確保し、割引額は 1,500米ドル.

  2. 第04章 · これからの開発

    次に取り組むこと。

    ここに示すのは開発の方向性であり、提供時期の一覧ではありません。試作機で機能の動作を確認してから、時期をお知らせします。

  3. 開発中のソフトウェア

    2026年10月時点の更新

    ワンタップのモザイク撮影
    構図ガイド、撮影経路の計画、回転補正、リアルタイムの合成プレビュー、指定タイルの再撮影。
    子午線反転の一連の動作
    反転のために撮影を一時停止し、その後再開。CAAが構図を合わせ直します。
    タッチスクリーンでスタック
    ダウンロード中に回転を考慮して位置を合わせ、合成結果をリアルタイムで表示します。
    撮影後のキャリブレーション
    元画像を変更せず、アルバムでダークとフラットの補正を適用します。
    撮影手順の読み込み・書き出し
    撮影手順をファイルに保存し、別の機器へ移せます。

    開発中のハードウェア

    量産に向けて

    通信の安定性
    Wi-FiとBluetoothを安定させ、GPSの位置取得を高速化します。
    赤道儀内のセンサー
    IMUとコンパスで、設置と極軸合わせを効率化します。

    次の開発項目

    時期は未定

    より分かりやすい可動限界の通知
    赤道儀の可動限界が時間とともに解消するかを判断し、自動で撮影を再開します。
    高度な撮影シーケンス
    時間帯の重複や、より柔軟な組み合わせに対応します。
    アプリのHDR操作
    HDRエンジンは完成し、スペインで8月12日の日食を撮影して実証しました。次はアプリに操作画面を組み込みます。
    時刻の統一
    タッチスクリーンとカメラで共通の時刻を使います。

    計画段階

    方向性を検討済み

    結露防止の状態表示
    アプリでカメラの結露防止機能の状態を確認します。
    温度連動ファン
    本体温度に応じてファンの回転数を調整します。
  4. 2027年2月 · 予定

    最初の製品を出荷。

    出荷時期は最終的な生産と物流の状況によって決まります。進捗は随時お知らせします。

  5. その先へ

    C42と迎える、最初の撮影の夜。

    お届け後も開発は続きます。撮影現場からの声を生かして、新機能を更新で追加していきます。

開発の歩みを、ともに。

作業の進捗に合わせてこの記録を更新します。質問やアイデア、必要な機能について、Facebookグループへお寄せください。